この敷地が持つ魅力をどれだけ引き出せるかが、プランをする上で最大のテーマであった。
最初に訪れた時、周りには多くの緑が残っており、眼下に市内の景色が広がっていた。
このことから、この敷地に相応しいプランはLDKはもちろん、各洋室・和室からこの素晴らしい景色を取り込むことであると感じた。
さらに、階段を中心に第2のリビングを配置し、ウッドデッキに出れば、この土地でしか味わえない外に開かれた空間を提案できるのではないかと考えた。
そして、この敷地の夜景のすばらしさを見た時、この方向で間違いないと確信した。
方向性が決まれば、その軸を中心に必要な「室」を必要な大きさで構成していくだけである。
そこから生まれたシンプルなプランは、最終案とほぼ変わらない形で決定された。





