名東区松井町Ⅴ

一人時間を楽しむ家

家族とのつながりは大切にしたいが、一人で落ち着ける時間も欲しい。
そんな思いを実現するワークスペースをLDKの一角に計画した。

設置したのはリビングにあるテレビボードの背面。
奥に隠れた1.5帖程のこじんまりとした空間の中で、ゆっくりと趣味や読書を楽しむことができる。
正面に設けた窓から覗く景色が、より一層くつろぎの時間を与えてくれるだろう。

また、LDKとワークスペースとの間に仕切りは設けず、ダイニングから導かれる間接照明によって、空間に奥行感と期待感を演出。
家族とコミュニケーションを取りつつ、一人の時間も両立できる空間構成とした。

椅子や照明、小物など、お気に入りのモノを置いて、大人の隠れ家として楽しんだり、子どもの勉強スペースとして利用するなど、家族共用で多目的に活用できる居場所を実現した。