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AREX Life

陽気な国イタリアの暮らし&住まい事情

イタリア式エコな家、暖炉の魅力。

MEGUKIRI〈イタリア・ローマ近郊在住〉


改装の際、階下の入り口にはペレットストーブを設置。階段の下から上へと流れていた冷気が暖気になり、室内を暖めてくれます。

イタリアに住んで20年。陽気な人々が多いこの国の暮らしや住まいは、日本とどう違うんだろう。そんなお話を、私の目で見て、体験したことを中心に6回にわたってご紹介します。

まずは、イタリアの住宅の特徴について。この国では、一つの家に何代にもわたって住み続けるケースが多く見られます。これは一定の期間を過ぎると、新しく建て替える傾向にある最近の日本とは異なるところでしょう。ただ古い住宅は、どうしても寒くて暗く、省エネ効果もいま一つというデメリットがあります。
そうした状況を改善するため、10年ほど前に「省エネ建材の購入及び省エネ住宅への改築への減税法案」が成立。古くても明るく暖かい省エネ住宅が注目され、リフォームに取りかかる人が増えました。ちなみにこの法案は「エコボーナス」などと名前や内容を変更しながら現在も存続しています。

築40年の暗くて寒いわが家も、この減税を利用して改築しました。まず手を付けたのが、断熱・遮熱・気密対策としての“窓の交換”です。
それまでは木枠やアルミ枠でしたが、手入れが簡単で熱や寒さに強い樹脂を使った窓へと交換。複層ガラス(2枚のガラスの間に空気層を備えたガラス)で曇りや結露もなくなり、効果が実感できました。

その次に手を付けたのは暖房システムです。イタリアではガスでお湯を温め、スチーム暖房器具にそのお湯を循環させて家中を暖めるというセントラルヒーティングが主流です。
わが家は、それをガスではなく暖炉に接続し、薪の熱でお湯を温めるシステムに交換しました。



暖房システムの工事を終えた時、子どもたちはまだ幼稚園児。暖炉の火でやけどをするのではないかという心配もありましたが、遊びに来るお友達も含めて危ない思いをすることは一度もありませんでした。暖炉のそばに子ども用テーブルを置いて色塗りをしたり、おやつを食べたりして過ごし、暖かさを実感しているようでした。


もともとあった暖炉を改装時にリニューアル。外枠もモダンなものにつくり直しました。


イタリアでは、このようなゴージャスな暖炉台もよく見かけます。

都会のマンション育ちの私にとって、暖炉は身をもって感じた初めてのエコシステムでした。トイレットペーパーの芯をはじめ紙類はほとんど暖炉の火つけになり、薪の熱でお湯を沸かし、それが暖房器具に行きわたって家中を暖めてくれます。暖炉内に残る木炭・灰は翌朝までリビングに温もりを残してくれて、灰は土へと戻すのみです。

わが家は2階なので薪の用意には手間がかかります。しかし、炎は見ているだけで癒され、クリスマスシーズンなど家族が揃う時期は、自然と暖炉の前にみんなが集まってその魅力を五感で感じています。


MEGUKIRI
古都ローマから南東30キロのワインの産地より、スローライフと呼ばれるイタリア生活の一部を切り取って、分かち合いたいと思います。
○プロフィール
住めば都になるのを待ちつつ、イタリア在住はや20年。ランドオペレータ―を出産退職後は個人旅行のコーディネーターに。2人の子どもはすでにティーンエージャー、イタリア青春期に応戦中です。
子育てブログはすでに卒業、娘に押され今年からインスタを始めました。
【インスタグラム】  https://www.instagram.com/megukiri/
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